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【お茶ってすごい!】緑茶カテキンの効果効能

お茶の効能

緑茶には、多くの効果効能があることが様々な研究により報告されています。
体脂肪や内臓脂肪を減らしたり、花粉症の症状を和らげたり、殺菌・消臭作用があったり、ほかにも様々な効果があります。
そんな緑茶の主な成分であるカテキンは、ポリフェノールの一種です。
EGCG(エピロガロカテキンガレート)は代表的な緑茶カテキンで、これが緑茶のさまざまな機能として活躍しています。

カテキンの驚くべき健康機能

緑茶の健康機能が科学的に証明されたのはここ半世紀くらいのことです。
紀元前から緑茶は薬として利用されてきたそうですが、科学的な根拠がなくても、やはり効果が実感できたからなのでしょう。

疫学調査により、緑茶がいろんな病気を予防することが証明されています。
アメリカでは緑茶カテキンがイボを治療する医薬品として利用されているという事実があります。
いまや健康診断の項目にもあるメタボの予防としても有効です。

継続的に1日あたり500〜600mgのカテキンを摂取すると、体脂肪を減らすのに有効であるという研究結果もあります。
緑茶カテキンに4種類のポリフェノールがあり、上で紹介したEGCG(エピロガロカテキンガレート)はその代表成分です。
乾燥させた茶葉の7%ほどを占めています。

EGCGはアレルギー反応を引き起こす肥満細胞や好塩基球などを鎮める働きがあります。
EGCGを継続的に摂取することで、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を軽減することが明らかにされています。※1

※1 引用文献 Maeda-Yamamoto M, Allergol Int. 2009 58; 437-444.

緑茶を飲むと太りにくくなる?

マウスに緑茶粉末を混ぜた餌を16週間自由摂取させた実験結果によると、体重増加量と内臓脂肪の重量が抑制されました。※1
緑茶により、脂肪蓄積が抑制された結果体重増加が抑制されたということが明らかになりました。
また緑茶には、脳の摂食中枢に作用することで、摂食抑制作用もあることが判明しています。※2

※1 引用文献 Sayama, K., Lin, s., et al., In Vivo, 2000, 14(4), 481-484. [10945161]
※2 引用文献 Litong L., Sayama, K., J. Func. Foods, 2018, 47, 156-162.  

カテキンによる肝臓での脂肪蓄積抑制効果

緑茶に豊富に含まれるカテキンには、体脂肪や内臓脂肪を減らす働きがあることが明らかになっています。体内に吸収されたカテキンは、肝細胞へ到着し、肝臓の脂肪代謝機能を高めます。

油っぽい食事をすると、胆汁酸が分泌されて脂質に膜を作ります。油性の膜に包まれた脂質は血管内に流れ込み、太る原因になります。


が、お茶を飲むことでカテキンが脂質を覆う胆汁酸の膜に作用し、血管内への侵入を妨げることで、脂質の吸収を防ぎます。
お茶1杯に含まれるカテキンは80mlほどです。油っぽい料理を食べるときは、1日に4〜5杯の緑茶を飲むといいと言われています。


ただし、脂質の高い食事のときです。糖質の高い食事のときではありませんし、過剰な期待はしないほうがいいです。
昔から、油っぽい食事の時は烏龍茶がいい!と言われてきましたが、実は緑茶の方が効果が高いんですよ。

気をつけて欲しいのは、緑茶カテキンは糖質制限中の方の糖質をカットするものではないことと、脂質の多い食事をなかったことにするわけではないということです。

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